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作り方 読了 約8分

巾着の作り方|ミシン初心者でも簡単!入園・入学準備に

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高橋 あかり | ハンドメイド歴7年
巾着の作り方|ミシン初心者でも簡単!入園・入学準備に

巾着袋は、ミシンを始めたばかりの方でも作りやすいアイテムです。直線縫いと三つ折り縫いの基本操作だけで完成するため、ミシンの練習にもなります。

必要な材料

Mサイズ(横22cm × 縦25cm)の場合:

  • 表布: 25cm × 55cm
  • ひも: 60cm × 2本(両ひもの場合)または 110cm × 1本(片ひもの場合)
  • ひも通し(または安全ピン)

布の裁断サイズの計算式:

  • 横幅: 完成サイズ × 2 + 縫いしろ 2cm × 2 = 完成サイズ × 2 + 4cm
  • 縦幅: 完成サイズ + ひも通し部分 3cm + 縫いしろ 1cm + 折り返し 1cm = 完成サイズ + 5cm

作り方の手順

1. 布を裁断する

計算した裁断サイズ通りに布を切ります。布目をまっすぐ通して裁断すると、仕上がりがきれいになります。

2. 布の端の処理(ジグザグ縫い)

布の端からほつれてくるのを防ぐため、端をジグザグ縫いまたはロック縫いで処理します。ロックミシンがない場合は、ミシンのジグザグ縫いで代用できます。

処理する場所: 表布の縦2辺(左右の端)

3. 上部の三つ折り縫い

ひもを通す部分(上部)を三つ折りにして縫います。

  1. 布の上部を1cm折る
  2. さらに3cm折る(これがひも通し部分の幅になる)
  3. まち針で留めて縫う

縫い方: 折り返した端から2〜3mmのところを直線縫い

4. 中表に折って両脇を縫う

  1. 布を中表(表面が内側)に合わせて、半分に折る
  2. 上部のひも通し部分の縫い目の下から、布の下端まで縫う
  3. 縫い代: 1cm
  4. 縫い始めと縫い終わりは返し縫いをする

注意: 上部のひも通し口は縫わないようにしてください(左右2か所あります)。

5. 底を縫う

  1. 布の下端(底部分)を1cm縫う
  2. 縫い始めと縫い終わりは返し縫いをする

6. 縫い代を割る

両脇と底の縫い代を、アイロンで割ります。これで仕上がりがきれいになります。

7. 表に返す

袋を表に返します。角をきれいに出すために、目打ちや鉛筆などで四隅を整えましょう。

8. ひもを通す

ひも通しまたは安全ピンを使って、上部のひも通し部分にひもを通します。

両ひもの場合:

  • 右側のひも口から1本目を通し、両端を左側のひも口に通して出す
  • 左側のひも口から2本目を通し、両端を右側のひも口に通して出す
  • 4つの端をそれぞれ結ぶ

片ひもの場合:

  • 1本のひもを右から入れ、左から出す
  • 両端を結ぶ

サイズ別の裁断表

完成サイズ用途裁断サイズ(縦×横)
横15cm×縦20cmコップ袋・体操服入れ(小)45cm×20cm
横20cm×縦25cm給食袋・体操服入れ(中)55cm×25cm
横25cm×縦30cm体操服入れ(大)65cm×30cm
横30cm×縦35cm着替え入れ・体育着袋75cm×35cm

仕上がりをきれいにするポイント

アイロンをこまめにかける

巾着作りでは、アイロンのかけ方が仕上がりの品質に大きく影響します。

  • 三つ折りする前: 折り目をアイロンで押さえると、まち針が不要になり縫いやすくなります
  • 脇を縫った後: 縫い代をアイロンで割ると、生地がごろつかずスッキリした仕上がりになります
  • 表に返した後: 縫い代が均一に落ち着き、きれいなシルエットになります

まち針の代わりにクリップを使う

薄い生地や繊細な素材にはまち針を刺すと穴が残ることがあります。手芸用クリップ(ソーイングクリップ)を使うと、生地を傷めず仮止めができます。

返し縫いを確実に行う

縫い始めと縫い終わりの返し縫いは必ず行ってください。特に両脇の縫い目の上端(ひも通し口の下)は力がかかる部分のため、3〜4針の返し縫いをしっかり行うと耐久性が上がります。

マチ付き巾着の作り方(応用編)

底にマチを付けると立体的になり、収納力が上がります。コップ袋や体操着入れなど、厚みのあるものを入れる用途に向いています。

マチの作り方

通常の手順で袋の両脇と底を縫ったあと、以下の手順でマチを作ります。

  1. 袋の底の角を三角形に折る
  2. 縫い目と折り目の線が合うよう整える
  3. 作りたいマチの幅×2の位置(例:マチ2cmなら底から2cmの位置)に線を引く
  4. 線に沿ってミシンで縫う
  5. 余分な三角形の部分を縫い代1cmを残してカットする

マチのサイズの目安:

用途推奨マチサイズ
コップ袋3〜4cm
体操着袋4〜6cm
着替え袋6〜8cm

布の選び方

巾着袋に向いている布の種類を知っておくと、材料選びがスムーズになります。

布の種類特徴向いている用途
コットン(綿)扱いやすく洗濯可コップ袋・給食袋・全般
オックスフォード適度なハリがあり丈夫体操着袋・着替え袋
キルティング厚みがあり型崩れしにくいレッスンバッグ・大きめ巾着
リネン(麻)丈夫で洗うほど柔らかくなるお弁当袋・日常使い
シーチング薄手で縫いやすい練習用・コップ袋

初心者にはコットンまたはシーチングが最も扱いやすいです。伸縮性がないため、直線縫いが安定しやすくなります。

まとめ

巾着袋の作り方の基本は「三つ折り縫い → 両脇縫い → ひも通し」の3ステップです。慣れれば1時間以内で完成できます。入学準備で複数作る場合は、まず1つ試作品を作り、サイズ感を確認してから量産するとスムーズです。

アイロンをこまめにかけることと、縫い始め・縫い終わりの返し縫いを忘れないことが、きれいな仕上がりへの近道です。

よくある質問

Q. ひもが通しにくいときはどうすればいいですか?

ひも通しがない場合は安全ピンを代用できます。安全ピンをひもの端に留め、ひも通し部分に通していきます。また、ひもの先端をセロハンテープで固めると通しやすくなります。布製のひもは端がほつれやすいので、端をライターで軽くあぶって(ナイロンひも)または端処理をしてから使うとスムーズです。

Q. 仕上がりサイズより布が大きくカットされてしまいました。修正できますか?

縫う前であれば布を切り直せます。縫った後の場合は、縫い代を広くとることで対応できます。ただし縫い代を広くしすぎると布端がほつれやすくなるため、必ずジグザグ縫いで端処理を行ってください。

Q. キャラクター布(ナイロン系)で作りたいのですが、同じ手順でできますか?

ナイロン系・ポリエステル系の布はアイロンの熱で溶ける場合があります。アイロン温度は必ず布に合わせた低温設定にし、当て布を使ってください。また滑りやすい生地はまち針ではなくクリップで仮固定すると縫いやすくなります。

Q. ひも通し部分の幅はどのくらいが適切ですか?

ひもの太さによって変わりますが、一般的には2.5〜3.5cmが標準です。太いひも(8mm以上)を使う場合は4cm前後にするとひもがスムーズに通ります。ひもを選んでから、ひも通し部分の幅を決める順番にすると失敗が少ないです。


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